LIFEとは?

エッセイ

医療人類学の星野晋は、
『LIFEはさまざまな場面でひんぱんに用いられる一方で、日本語に訳す際には生命、人生、生活などいろいろな意味があり注意を要する語である』と述べています。

LIFE(星野晋,2006)



医療は、診断や治療という技術や知識だけでは不十分です。
その背景には、
暮らしや他者との関係性、
その人の歩んできた人生からの人生観、
一人一人の思いや願い、そして苦悩があります。

ナラティブ研究会は、
その「LIFE」を広く理解する場です。

このブログでは、
私たちが日々の臨床や生活の中でふと立ち止まって感じたこと、経験してきたモヤモヤ、
その物語や気づきを綴っていきたいと思います。

そして、その物語や気づきをできる限り言語化して、
分析し理解を深めたいと考えております。

読んでくださった方のLIFEに、
お役に立てれば幸いです。

また、ナラティブ研究会にご興味を持たれた方は、
お気軽にご連絡ください。

T.A

【参考文献】
星野晋:医療者と生活者の物語が出会うところ.江口重幸、斎藤清二、野村直樹編:ナラティブと医療.金剛出版,2006,p.71.

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