内省・関わり

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社会復帰というジレンマ——「こうあるべき」を手放すこと

リハビリテーションの目的は社会復帰——でも理想的な結果に導けないことも多くあります。そのジレンマはどこから来るのか。「こうあるべき」を手放し、その人なりの復帰の形を一緒に探す関わりについて考えます。
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ネガティブ・ケイパビリティ——答えを急がず、患者さんの語りに耳を傾ける

答えの出ない事態に耐える力、ネガティブ・ケイパビリティ。患者さんの語りに耳を傾けることと深く通じるこの概念を手がかりに、自分の偏った主観を手放して関わることの意味を考えます。
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その人にとってのウェルビーイングとは——リハビリの関わりの中で

機能が回復しても、その人の暮らし全体が満たされるとは限りません。WHOに由来するウェルビーイングと前野隆司氏の4つの因子を手がかりに、リハビリの関わりの中に流れる「よい状態」と、セラピストにできる「ともにいる」ことの意味を考えます。
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「やる気がない」で終わらせない——医療の二元論と患者さんの物語

「歩かない=やる気がない」という解釈の裏に、医療者の二元論的な枠組みが潜んでいます。クラインマンの病いの語りを手がかりに、患者さんが生きている物語に近づくことを考えます。
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新人でも、ベテランでも——セラピストが抱える不安について

担当制という仕組みの中で、セラピストは常に「この患者さんに十分に応えられているか」という不安を抱えています。新人のころとベテランになってからでは不安の形が変わるだけで、それは誠実さの表れかもしれません。
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信頼関係を形成する「行為」と「内省」——セラピストに必要な資質を考える

信頼関係を「築く」行為をプロセスとして明らかにした質的研究を紹介します。10の基本的姿勢と内省——そして「専門職としての内省」という視点から、セラピストに必要な資質を考えます。
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患者さんの言葉の背景を知ること——私たちは何色の虫メガネで聴いているか

医療者はいつの間にか「医療色の虫メガネ」をかけて患者さんを見ています。尾藤誠司先生の「医師アタマ」とKleinmanの「説明モデル」から、患者さんの言葉の背景を聴くことの意味を考えます。
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無症状という難しさ——「痛くないのに、なぜ?」と言われたとき

骨折後の患者さんに「痛くないのに、なぜ松葉杖を使わないといけないの?」と言われたとき、うまく答えられなかった経験があります。この問いを、クラインマンのillnessとdiseaseという概念から考えてみます。
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あの患者さん、今どうしているだろう

急性期病院で働いていたころ、退院した患者さんのその後が気になることがありました。「あの人、今どうしているだろう」——その問いは、医療者としての関わりを振り返るきっかけになります。
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「また来てしまいました」——再入院という経験

「また来てしまいました」——退院後に病棟へ戻ってきた患者さんの、申し訳なさそうな表情が残っています。再入院を「失敗」として見る視点は、患者さんが戻らざるを得なかった理由をこぼしてしまうのではないか。ライミナリティ(liminality)の概念から、再入院という経験を考えます。