読書メモ

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「リハビリテーション」という言葉が本来意味するもの——読書メモ

毎日口にしている「リハビリテーション」という言葉の語源と、上田敏先生が1969年に提唱した「全人間的復権」という定義を辿りながら、日本のリハビリテーションの歴史と臨床の本質を考えます。
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読書メモ 三浦綾子『氷点』——違和感の先に広がる、人間の内側

三浦綾子の『氷点』を読んだ。違和感を覚えながらも「こうなってしまうのかな」という想像が膨らむ——人間の内側を丁寧に描いた小説の読書メモ。
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「半年だからやれる」——ある患者の語りから見えてきた、リハビリへの意欲

リハ意欲は単なる「やる気」ではなく、その人の生活史に根ざしている——そう論じた前回の記事に続き、今回は腕神経叢引き抜き損傷を持つ40代男性患者の語りを解釈学的現象学的分析で読み解いた研究を紹介します。9つのテーマから浮かび上がる意欲の多層的な構造は、臨床における「聴くこと」の重要性を改めて問い直します。
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苦悩することは、創造性の源泉であるー医療専門家サファリング論

医療専門家も苦悩する——しかしその苦悩は排除されるべきものではない。文化人類学者・浮ヶ谷幸代は、PSW・看護師・成年後見人の3つの事例を通じて、苦悩と向き合うことが新たなケアの術を生み出す「創造性の源泉」になることを明らかにする。エランベルジュの「創造の病い」を補助線に、専門家のサファリングを肯定的に位置づけ直す論考。
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医学とはテクノロジーと芸術の間にある

医学とはテクノロジーと芸術の間にあるのですよ。今回参考にしたのは、河合隼雄氏と斎藤清二氏による対談「Narrative Based Medicine―医療における『物語と対話』」です。『週刊医学界新聞』第2409号(2000年10月23日)...
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現象学 は臨床でどう役に立つのか

今回取り上げるのは、 Phenomenology in Primary Care: Integrating Phenomenological Insight Into Clinical Practice and Research です。プラ...
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「人間理解」は共感であり、切り離す、2段階構造

恩蔵絢子著「感情労働の未来ー脳はなぜ他者の“見えない心”を推しはかるのか?」(2026)の中で、「共感=人間理解」という理解では、うまくやっていけない可能性を指摘しています。共感することは人とわかりあえたという感じのすることであり、「共感=...
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「良心」があるほど苦しくなる—感情労働としての看護

本ブログには、理学療法士だけでなく看護師の方の訪問もあります。患者さんの苦しみを大切にするのと同時に、医療従事者の苦悩を知ることもまた大切だと感じています。武井麻子「感情労働と看護」(2002)を読むと、その苦悩が個人の努力や性格だけではな...
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「ふつう」ってなんだろう-病気と健康のあいだ-を読んで

本日は、『「ふつう」ってなんだろう 病気と健康のあいだ』(講談社現代新書)を読んだ感想です。筆者は、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授で社会学者で、神経内科の専門医でもある美馬達哉先生です。本書の中では、馴染みのある疾患や、初めて聞く疾...
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社会学者が 患者と家族のナラティブを聞きとる

社会学とは、世の中で当たり前と思われていることを「ほんま?」と問い直す学問。(同志社大学HPより)そんな学問を専門とする社会学者が、在宅緩和ケアの現場を聞き取りした報告がありました。相澤 出(あいざわ いずる)先生の論文で、『患者と家族のナ...