大島埴生

内省・関わり

どのように生きるのかを医療者に任せていいのか

上記の事例は架空の事例ですが、多くの医療者が目にしたことがあるのではないでしょうか?私がこの事例について何点か気になる点を挙げます。①医療チームは、家族の介助負担があり、自宅での生活が難しいと考えていた。一見すると、特に気になる部分はないよ...
質的研究

質的勉強会の立ち上げ

医療においては、数値を用いた客観的なデータを用いることが多く、痛みやQOLといった主観的なことについても数値化することが多々あります。一方で医療のナラティブを考えていくうえで、あえて数値に変換せずに、生のデータを扱うこと。そして、そのデータ...
研究会の記録

事例検討:施設入所に至るまで

以下は、ナラティブ研究会のワークショップにて議論した事例検討です。事例を読んでみて立ち止まって考えてみていただけたらと思います。※本事例は、ナラティブ研究会のワークショップ用に構成した完全に架空の事例です。実在の人物・家族・医療機関・出来事...
内省・関わり

何がつらいですか?:サファリングについて

目の前の患者さんに「何がつらいですか?」と聞くことはありますか?そう考えてみると、多くの医療者はこのような当たり前に思われるような問いを患者に聞いていないのではないでしょうか?「病気によってあなたは何がつらいのか」、これが医療の本来の出発点...
文化・医療人類学

病いと疾患、その先へ

以前、病いと疾患について記載しました。今回はそれに紐づけて話を広げてみたいと思います。まず、病気を患者から見たものが「病い」であり、医療者から見たものが「疾患」であると説明しました。(余談ですが、医療人類学では「病」ではなく「病い」というよ...
文化・医療人類学

“病い”と”疾患”

皆さんは、病気と疾患、病(医療人類学・医療社会学では病いと表記します)という言葉を聞いたことがあると思います。この言葉にはどのような意味の違いがあるでしょうか?その意味の違いを明確に説明できますか?まず、疾患とは英語でdiseaseとなりま...