内省・関わり

内省・関わり

印象に残った事例の分析(Significant Event Analysis:SEA)

臨床で事例や症例を通じて、医学的な検討という形で考える場はあるかもしれません。一方、医療者はそのとき、どう思ったか、どう感じたかどうしたらよかったと思うかのように、感情を含めて振り返ってみる機会はほとんどありません。このような振り返りを、系...
内省・関わり

医療者が生活について聞くと「医療寄りの話」になる

臨床の中で、ありのままの生活状況を聞いたときに、「家では壁をつたって歩いています」「階段は上がらないようにしています」「息子が色々と手伝ってくれます」このように、まるで私たち医療者に取って必要な情報だけを話してくださっていると感じたことはあ...
内省・関わり

判断し続ける臨床で、エポケーという態度

普段、急性期病院に勤務している私は、判断をできる限り短時間で行うことが多く求められます。それは、病院の性質上、リスクの高い患者さんや時間的制約の中で勤務しているため、仕方のないことです。また、他の病院においても、評価や予後予測に対して効率化...
内省・関わり

がんと診断された日に、妊孕性温存の話をするということ

こんにちは。先日、がん患者さんの妊孕性温存をテーマにした研修会に参加しました。AYA世代のがん患者さんの妊孕性温存について、多職種からの講演が行われた研修会でした。正直に言えば、妊孕性温存というテーマは、がん治療そのものに直接関わらない職種...
内省・関わり

『病みの軌跡』とは?

こんにちは。今回のテーマは:「病みの軌跡とは?」です。結論から言いますと、社会学者のA.ストラウスと看護師であるJ.コービンらは、慢性疾患について、時間の経過につれて悪化したり回復したり、多様に変化していく生理学的な病状の行路(「疾患コース...
内省・関わり

“閉じた質問”と”開かれた質問”を使い分けるコミュニケーションとは?

こんにちは。「質問の仕方だけで、患者さんの語る内容が変わる」このことを日々、どれだけ意識できているでしょうか?今回は、「開かれた質問(Open-ended question)と閉じた質問(Closed question)」について考えていき...
内省・関わり

アートは最強の医療教育ツール?

こんにちは。本ブログは、ナラティブを大切にし、医学だけでなく、文化や社会から医療を考えています。今回のテーマは、医学(サイエンス)と人文学(アート)の意外な関係です。医療職は、理数系のイメージがありますよね?でも、臨床で働いていると、確かに...
内省・関わり

医療者がもやもやを感じたとき

臨床で働いていると、解決しずらい、理解し難い”もやもや”に遭遇します。あるときは、患者さんに拒否されたり、またあるときは、多職種で方針が違ってしまったり、、、『どうしてわかってもらえないんだろう』とか『私は一生懸命に頑張ってるだけなのに』と...