ナラティブ・語り

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理学療法士として、“もやもや”を抱えて臨床に立つ——リハビリ拒否と、患者の言葉の前で

私は、理学療法士免許を取得し、急性期病院に勤めて十年を越えています。入職当初は、担当患者さんに初めて訪室するときなど、緊張して何と声を掛けたらよいのか分からず、悩んでいた記憶があります。入院後一日目からリハビリが始まることも多く、生活者から...
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このブログは、臨床の「もやもや」を持ち寄る場所です

こんにちは。今日で、当ブログも20記事目となりました。これまで、ナラティブについて、人文学系の文献を参考にしながら理解を深められればなと投稿してきました。一方、難しい言葉や概念が多く、とっつきずらそうな印象を与えてきたことも自覚しております...
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現場を変えるのは、一人の患者

こんにちは。このブログを読んでる方は、医療の臨床で働いている方がほとんどだと思います。本日のお話は、臨床が変わる時、一人の担当患者さんとの経験であることが多いということです。私が文化人類学会に参加した際に、医療人類学者の先生に「医療は、量的...
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ナラティブを伝えるにはー”なぜ?”が”確かに”に変わるまで

臨床の中にいると、なぜ、そんなに家に帰りたいんだろう?なぜ、医療者のことに従ってくれないんだろう?なぜ、他人事のようにしているんだろう?なぜ?なぜ??なぜ?が、たくさんです。そんな時こそ、「知りたい」という気持ちを大切にしようと思っています...
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「頑張ってとか、元気になってとか、大丈夫だから、なんていらない」──ケアは常に「よきもの」ではない

ある患者さんの言葉が、私にとって衝撃的でした。※本記事は、実際の臨床で得た学びをもとにしています。ただし、患者さんの個人情報保護の観点から、背景・状況・発言内容などは特定されないよう一部改変しています。ケアの両義性 「よかれ」が「よくない」...
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“語り”とは何か?──文脈を軸に語られる表現

こんにちは。今日は、『ナラティブ研究会」を誕生させるきっかけとなった、恩師の故 沖田一彦先生(県立広島大学教授)の論文を引用して、"語り"とは何か?を考えていきたいと思います。"語り"とは単なる「おしゃべり」や「世間話」ではない「語り」とは...
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語ることは、癒しになるのか?

みなさん、こんにちは。今日はナラティブ(語り)を「話す」ということをテーマに書かせていただきます。ある重症患者Aさんを担当した時の話です。Aさんは物静かな50歳代の男性でした。入院後、何度も状態が悪くなり、病状悪化を繰り返していました。私が...
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リハビリテーション意欲のナラティブ──「やる気」は気持ちの問題ではなく、生活史の問題である

リハビリテーション意欲(リハ意欲)の起源(参考文献を元に筆者が作成)リハ意欲って何だろう?こんにちは。本日は医療者向けの投稿です。テーマは「リハビリテーション意欲」。※本記事には筆者の個人的見解も含まれます。臨床のなかで「意欲的な患者さん」...
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LIFEとは?──このブログが「生活・人生」という言葉にこだわる理由

医療人類学者の星野晋は、『LIFEはさまざまな場面でひんぱんに用いられる一方で、日本語に訳す際には生命、人生、生活などいろいろな意味があり注意を要する語である』と述べています。LIFE(星野晋,2006)医療は、診断や治療という技術や知識だ...