ナラティブ・語り

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病名の向こう側

臨床で働いていると、例えば、脳梗塞の方をリハビリテーションすることになったとき、中大脳動脈か内頸動脈なのかといった、脳梗塞の起こった部位アテローム性か心原性かといった、脳梗塞の種類運動・感覚麻痺の重症度高次脳機能障害の有無など、医学的な視点...
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時間から考える”病い”──慢性疾患を生きる人の「時間の感覚」について

皆さまこんにちは。私は理学療法士という医療者であり、脳腫瘍を患う病者/患者でもあります。そんな私の経験を語るために、投稿いたします。どうぞお付き合いください。今回は人類学者としてご活躍される磯野真穂先生の著書「他者と生きる リスク・病い・死...
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EBMとは?

EBM(Evidence-Based Medicine)とは、「根拠に基づく医療」のことです。EBMという言葉は、1990年初めにカナダのマクマスター大学のGordon GuyattやDavid Sackettらによって使われたのが始まりで...
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研究会の振り返り──対話を重ねて見えてきた、ナラティブ研究の意味

ナラティブ(語り)がなぜ重要なのか。一見、医療の世界とはズレている患者の語りに耳を傾けるとき、時間的な制約も多い臨床の場面で、医療的に、もっと重要なことがあるのではないかと感じてしまうかもしれません。私自身も、自分の必要な情報を取得するため...
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答えを出さない医療のプロフェッショナル

このブログは、できるだけ答えを出さないようにしています。言い方を変えれば、答えを出すことができ難いテーマを取り扱っています。医療の現場では、私たちは常に判断や答えを求められます。評価はどうか。統合と解釈はできているか。治療の効果は出ているか...
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数値は改善しているのに、満足していないように感じる

臨床をしていると、血液データや身体機能は明らかに改善しているのに、患者さんは満足していないように感じる。そんな経験はないでしょうか?これも、医療者と患者の異文化コミュニケーションの一つだと思います。医療者と患者の文脈が違うために起こるズレだ...
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医療者と患者:二足の草鞋を履く私

私は島根県に住む理学療法士の田中と申します。この度、機会を頂戴し初めて投稿いたしました。簡単に自己紹介をします。前述した通り、私は普段、僻地の医療機関に勤める理学療法士です。その一方で、脳腫瘍を患う患者でもあります。意識消失を伴うてんかん発...
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理学療法士として、“もやもや”を抱えて臨床に立つ——リハビリ拒否と、患者の言葉の前で

私は、理学療法士免許を取得し、急性期病院に勤めて十年を越えています。入職当初は、担当患者さんに初めて訪室するときなど、緊張して何と声を掛けたらよいのか分からず、悩んでいた記憶があります。入院後一日目からリハビリが始まることも多く、生活者から...
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このブログは、臨床の「もやもや」を持ち寄る場所です

こんにちは。今日で、当ブログも20記事目となりました。これまで、ナラティブについて、人文学系の文献を参考にしながら理解を深められればなと投稿してきました。一方、難しい言葉や概念が多く、とっつきずらそうな印象を与えてきたことも自覚しております...
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現場を変えるのは、一人の患者

こんにちは。このブログを読んでる方は、医療の臨床で働いている方がほとんどだと思います。本日のお話は、臨床が変わる時、一人の担当患者さんとの経験であることが多いということです。私が文化人類学会に参加した際に、医療人類学者の先生に「医療は、量的...