ナラティブ研究会

読書メモ

医学とはテクノロジーと芸術の間にある

医学とはテクノロジーと芸術の間にあるのですよ。今回参考にしたのは、河合隼雄氏と斎藤清二氏による対談「Narrative Based Medicine―医療における『物語と対話』」です。『週刊医学界新聞』第2409号(2000年10月23日)...
内省・関わり

よい医療者であることに、疲れてしまうとき

ある日、暗い顔で疲れているようにみえる医療者を見かけました。わたし元気がなさそうだけど、何かあったの?医療者最近、仕事がしんどくて。何か理由があるというわけではないんですけど。話を聞くと、業務が忙しすぎるとか人間関係というわけではないけど、...
読書メモ

現象学 は臨床でどう役に立つのか

今回取り上げるのは、 Phenomenology in Primary Care: Integrating Phenomenological Insight Into Clinical Practice and Research です。プラ...
研究会の記録

間主観性(intersubjectivity)——他者を通して世界の見え方が変わる

今回の研究会では、社会参加支援について議論を重ねました。客観的次元を超えて主観的次元に着目して支援をしていく。そんな中で、間主観性(intersucjectivity)の視点で対象者や周囲の方々、そしてセラピスト自身も考えていく重要性がでて...
研究会の記録

本サイトの現在地ーナラティブを語るセラピストの場はまだ少ない

本サイトは、医療やケアの現場にある語りを、セラピストや医療者の視点から書いていく場として続けてきました。気づけば100記事を超えています。多くの人に広く届く大きなサイトでは、まだまだありません。それでも、続けてきたからこそ感じてきたことがあ...
内省・関わり

チーム医療のなかで、セラピストは何をつないでいるのか

チーム医療の重要性については、もはや疑う余地のないものになっています。一方で、自分自身がチーム医療の一員として実際に貢献できていると感じる場面は、どれくらいあるでしょうか。今回は、各専門職が患者さんを中心に医療を提供し、質が高く安心できる介...
ナラティブ・語り

一般医療におけるナラティブ・アプローチ──多学問が交差する、患者理解の方法論

ナラティブ:物語ナラティブは、狭い領域を指すものではなく、医療と他の学問分野(文化人類学、社会学、心理学、看護学、言語学、文学、倫理学、教育学など)との幅広い交流を特徴としています。そのため、医療者がナラティブを学ぼうとすると、どこから情報...
ナラティブ・語り

医療におけるナラティブとエビデンス──使い分けではなく、統合して考えること

医療者になったとき、みなさんは医療に対して、どのようなことを考えていたでしょうか?新人とベテランの方では意見が異なると思いますが、仕事に慣れてきた医療者の多くは、医療の現場の複雑さ、不確実さ、正解のあいまいさを強く感じているのではないでしょ...
ナラティブ・語り

運動、それとも運動療法ー生活の中に運動を取りいれる

まずは、医療人類学者の浮ヶ谷幸代のアンケート結果をみてほしい。浮ヶ谷幸代「慢性病者の<病気だけど病気ではない>ーーーIDDMーインスリン依存型糖尿病のアンケート結果から」『第6回研究助成論文集 健康文化』(財)明治生命厚生事業、2000a年...
質的研究

質的研究の困難さ

看護師だけではなく、医師や理学療法士、作業療法士の分野においても質的研究が実施されるようになってきました。私が学生時代、質的研究とは「アンケート」のようなものだとしか思っていました。今回は、ナラティブ(語り)を分析するということに焦点を当て...