ナラティブ・語り

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患者さんが指示を守れないとき——二つの文脈のすれ違い

「痛みがないってことは、ついても問題ないということではないの?」松葉杖での歩行中、患肢への部分荷重を避けるよう指導していた患者さんが、こう言いました。ごく自然な口調で、でも私にはうまく答えられなかった質問でした。コルセットを強く嫌がる患者さ...
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患者の希望と現実のズレー患者の語りを聞き目標設定するには

患者さんの『歩きたい』という願いと、医学的現実のズレ。そのズレそのものを『障害受容できていない』と見なすのではなく、『患者さんは何がつらいと感じているのか』に真摯に向き合うことが、セラピストに求められています。
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EBMとNBMの違い──対立ではなく補完関係

何が有効かを考えるためにEBMがあり、その有効性を患者さんのLIFEの中でどう位置づけるかを考えるためにNBMがある。そう捉えると、両者は対立ではなく補完関係にあります。
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NBMとは──物語に基づく医療入門

NBM(Narrative Based Medicine:物語に基づく医療)とは何かを、提唱の背景、EBMとの違い(比較表つき)、フランクの物語類型、臨床での実践方法まで、わかりやすく解説します。
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「病いの語り」をそのまま受け止める

血液のがんで治療を終え退院された患者さん、外来の診察日のことです。※架空の症例です。医療者Aさん(患者A)、調子はどうですか?退院後は屋外を歩いたり、外出したりできていますか?調子はいいんですが、、、ほとんど家の外には出れていないんです。ど...
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医学的記載とナラティブの記載──同じ患者情報が、こんなにも違う言葉になる

以下に記載するのは、普段私たちに馴染みのある医学の文脈に寄っています。医学的記載70歳代女性主訴右上下肢の脱力、歩行困難、構音障害現病歴2026年3月中旬午前7時頃、自宅で朝食準備中に右上肢の力が入りにくいことを自覚した。その後、右下肢にも...
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一般医療におけるナラティブ・アプローチ──多学問が交差する、患者理解の方法論

ナラティブ:物語ナラティブは、狭い領域を指すものではなく、医療と他の学問分野(文化人類学、社会学、心理学、看護学、言語学、文学、倫理学、教育学など)との幅広い交流を特徴としています。そのため、医療者がナラティブを学ぼうとすると、どこから情報...
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医療におけるナラティブとエビデンス──使い分けではなく、統合して考えること

医療者になったとき、みなさんは医療に対して、どのようなことを考えていたでしょうか?新人とベテランの方では意見が異なると思いますが、仕事に慣れてきた医療者の多くは、医療の現場の複雑さ、不確実さ、正解のあいまいさを強く感じているのではないでしょ...
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運動、それとも運動療法ー生活の中に運動を取りいれる

まずは、医療人類学者の浮ヶ谷幸代のアンケート結果をみてほしい。浮ヶ谷幸代「慢性病者の<病気だけど病気ではない>ーーーIDDMーインスリン依存型糖尿病のアンケート結果から」『第6回研究助成論文集 健康文化』(財)明治生命厚生事業、2000a年...
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医療者の苦悩をナラティブで──言葉にすることが、癒しになる理由

はじめに:医療者の苦悩をナラティブから捉える今回は医療者の苦悩の困難さについて、ナラティブの観点からまとめます。*今回の記事は主に下記の論文を参考にさせていただきました。→西倉実季:「病いの語り」.質的心理学フォーラム.2019;11:p5...